ヌーディスト外野家のヌードキャンプしようよ

2012.05.24(Thu)
up2012.05.26

           


さて、2年ぶりの海キャンプだ。GWの初めに狙っていたのだが天候や体調の関係で今まで伸びてしまった。
今日は天候も大丈夫で・・・というか予報と当日の天候を見てから決行するので必ず晴れるのだが・・・久々のキャンプなので準備に戸惑って着いたのが11時30分になってしまった。ほとんどの用具は車に積んであるので、あとは水と生鮮食品、ランタンぐらいなものだが、急いで着いても時間はたっぷりあり、まだ日が傾くと存分に遊べる季節でもないので時間を持て余すことは分かっているので急がなかったのだ。

着いてからの作業は最初にタープとテントを張ってしまいキャンプの雰囲気を味わいながら軽くひと泳ぎ。時間帯が良かったのか潮も引いており波もおだやか。それから昼食だ。

昼過ぎになると満ち潮のために風が出てくる。タープはレクタングラーという周りがオープンのため風が容赦なく入ってくる。夏になれば風も心地良いがまだ浴びっぱなしだと身体が冷えてくるので浜に下りて暖まったコンクリート片に横たわり身体を暖めたが再度泳ぐ気分にならなかったので漫画を見ながら時間をつぶした。

それでも2時を過ぎるとキャンプ地は日差しも当たらなくなるので早めに夜の準備に取りかかる。
毎回、夕食の準備中に暗くなってしまう反省からランタンを先にセットしていつでも点火準備完了。今回は大小2個持っていったがどちらも新品なので実際に点火確認してみた。
それが済んだら次は寝床の準備。寝袋は嫁の車に積んであったので生き残った人形型の寝袋だ。

その頃になるともう夕方だが身体が冷えているのでビールを飲む雰囲気でない。お湯を沸かして泡盛のお湯割をチビリチビリやりながら今までの経緯を忘れないうちに日記に書いてしまう。

夕方になっても風は止まずやはり涼しい。前回まではカーサイドタープだったのでクローズできて風をさえぎっていたのだがこのタープではちょっと辛い。裸でなければ問題はないのだが、せっかく裸で過ごすために来ているので我慢できるまで我慢しよう。でもやはり辛い。結局テントにもぐり込む直前までフリースを来たり脱いだりと慌ただしく過ごした。裸で過ごすために来ているので残念だが、今の季節は仕方のないことだ。

そろそろ5時に近づいてきたので早めに夕食の準備に取りかかる。
できれば周りが暗くなる前に食べてしまいたい。お湯割につまみはかつおのタタキにボイルソーセージとチーズ。みなできあいばかりで1人の時はシンプルだ。いかに涼しいかというとビールは無理だったとしても、野菜サラダも食べたくないぐらい条件が良く無い。できれば鍋物でも良かったぐらいだ。ソーセージを茹でるためにお湯を沸かすシングルコンロの熱が温かく感じる。やはり周りはクローズしないと辛いことを再認識させられた。メインはスパゲティを茹でただけ。

曇っているし、夜風に吹かれながら食後のコーヒーでもという雰囲気でもないので後片付けしてからすぐにテントにもぐり込んでラジオを聞きながら読書の時間。そうしていると自然に眠くなってくるものだ。ところがいつもならグッスリ眠れる
はずなのに今回は心臓がドキドキして寝付かれない。用心にラジオもつけっ放しだし、非常の際の準備も万端なのだが久々のテントなので興奮しているのだろうか。長年キャンプをしているがこんなことは初めてだ。

それでもなんとなく寝付くもので、夜中に目をさますと満点の星空で明日も晴れることだろう。
翌朝寝覚めるとまだ日陰だ。そのうちにテントに日差しが当たると暑くて寝ていられなくなるのでそれまでと思って二度寝をしたがテント内が暑くならない。不思議にテントを抜け出すと曇り空。こりゃ予報が外れたようだ。
真夏なら曇っていても海で遊べるが、今はまだ無理な季節だ。急いで帰る必要もなかったが海風のせいで脱いでいることもできないので朝食を食べてからゆっくりと撤収作業に取りかかる。結局この日は浜に下りることもなく一日弱の裸生活を終了した。

泳ぐだけなら日帰りでも充分過ぎる程の滞在は可能なので無理にキャンプをすることもない。1人での海キャンプの醍醐味は、夕方になったら火照った身体を波打ち際を散策しながら涼んで、冷えたビールを飲みながら夕食の準備。食後は夜の海を眺めながら過ごし、翌朝は寝汗ばんだ身体を海に入りスッキリしてからモーニングコーヒー。来月なら可能かもしれない。今回でキャンプの感覚を取り戻したので次回はもっと楽しめることだろう。