ドリームさんの別荘に先月末に行ってきたので次は初夏に訪れようと思っていたら、その後にも雪が更に降り積もったとのこと。これはもう再び訪れて最後の雪遊びをしなくては。・・・で嫁は週末は連休で家庭の方も大丈夫だったので14〜15日と出かけてきた。
前回も嫁を連れて行きたかったのだが平日は仕事なので無理だったのだ。
今回は一泊ということもあり早く着きたかったので朝食抜きで自宅を出発。
東北道は通行料無料が終了したので一般車両も少なく、週末ということで営業車両も走っていない。今回は風の影響をうけない嫁の乗用車なので110〜120kmで順調に走行。途中の峠からの眺めを嫁に見せたかったのだが霧雨が止まず下界も霧のなかで見えなかったが、明日は晴れるので期待しよう。
別荘には途中のコンビニで昼食を買ったりしたが順調に走ってこられたのでほとんど予定の時間に到着した。
今回も丘の下に車を置いてから荷物をかついで雪道を歩くのだが嫁には話してなかったので一瞬びっくりしていた。別荘の敷地は思っていたほど積もっておらず、またドリームさんが通路の途中まで除雪していたので前回よりは楽に上がれた。
ドリームさんによると降るには降ったがここ一週間は天候が良かったので融けるのも早かったそうだ。
土曜日は曇りの予報だったので表で少しぐらいは遊べると思っていたが霧雨が止まらない。そこで遊ぶことはあきらめて昼食後に通路の除雪をすることにした。
最初は2人でするつもりだったが、手持ちぶさたな嫁もスコップ片手に入り込んできた。通路だけなのだが一生懸命除雪してもなかなか終わらない。腰にも負担がかかってくるし、霧雨も止まない。道路に近いので脱ぐわけにもいかず服のなかは汗でびっしょりになり気持ち悪い。そこで飽きた頃に終了。
ダイニングで休憩していてふと思いついた。テラスにはまだ雪が残っているが、脇から掘ればカマクラもどきにはなるかもと。もちろんここでは裸でも大丈夫なので霧雨で濡れても気にならずさっそくスコップで掘り始めた。
嫁はガラスの向こうで雨に濡れた私をバカにした顔でこちらを見ている。でもこれがバカな私の実態なのである。
ところが一生懸命掘ったのだが小さな穴しか開けられず、あとは明日にしてとりあえず夕食の前に2人でお風呂に入らせてもらうことにした。
私は4度目なので当たり前になってしまったが、初めての嫁にとって別荘のこの環境は前もって写真を見せていたに関わらず着いたときから感激しており、お風呂で更に感激していた。温泉の家族風呂というと小さな浴槽で眺めも良くないが、ここではジェットバスに2人でゆったりと気兼ねなく入っていられる。
複数ある寝室もシャワートイレやユニットバスも完備しているのでペンションとなんら変わりなく、しいて言えば洋間のベッドでなく座敷に布団だが表に目を向ければ雄大な風景が目の前に広がる。こんなところを独り占めにしてよいのかという気持ちになるらしい。
お風呂を上げってからはまだ夕食までは時間があるが、ドリームさんはすでに厨房に入っている。今回は焼きたてのパンを食べたくて洋系という私のわがままなリクエストに一生懸命に応えようと奮闘しているドリームさんには感謝でいっぱいです。
そこで私もハムやチーズなどオードブル材料を持参してきたので盛り合わせるだけだが少しお手伝い。
パンも焼き上がり、まだ表も明るいうちにワインを開けて乾杯。惜しかったのは少し肌寒いので着衣のままだが寒い時には我慢しないのも自然を共とするヌーディストの基本だ。ジャズをBGMに食卓には心づくしのポテトグラタン、豚肉の野菜ソテーなどが並び、食べることが趣味の嫁も満足していた。
翌日曜日は朝からきれいな快晴だ。遠くの山々もくっきりと望め、表に出ると日差しで裸でも寒くない。
雪も融けて来たので前回のようにスノーシューで遊ぶことはできなかったが、また2人で朝風呂に入ってから朝食タイムだ。
食後は昨日から気になっていたカマクラもどきの穴掘りを再開。やっと1人が落ち着ける大きさまで掘ったところで残念ながら出発の時間が近づいてきた。できれば午後いちばんまで居たいのだが家庭の事情もあり少し早めに出発だ。
今回の嫁は寒いこともあり、またドリームさんとは初対面なのでなかなか脱いではくれなかったが同性同士なら大丈夫なのでカップル同士での食事会を開催するなどして機会を作っていきたいものだ。
またせっかく観光地に来たのに観光らしいことをしなかったことが不満のようだったが、帰路は遠回りながら観光地と評される場所に寄ったことで満足はしたようだ。その代わり一直線だと短時間で高速道に乗れたのに、ダラダラと曲がりくねった山道を運転した私はしんどかった。
その後、東北道を順調に走行しつつSAでお土産を購入したりソフトクリームをなめたりと嫁にはそれなりに楽しかったようで、次回は7月に夫婦で再訪する予定なので、1人の時には作業をするにしても2人の時には森のなかでのんびり過ごすことにしよう。