ヌーディスト外野家のヌードキャンプしようよ

2010.08.21(Sat)
up2010.08.23

           


昨年から家庭の事情で夫婦キャンプが難しくなっていたので、今回は今年初めてで最後の夫婦キャンプになるかもしれない。
それも嫁が仕事なので5時の終業後に自宅で待ち合わせという変則だ。
でもそれでは準備が間に合わないので私だけ3時に渓流に到着。すぐにスクリーンタープとテーブル、チェアだけセットして一旦終了。それ以上だと留守のあいだが不安なので終りにしたのだが、それだけでも汗びっしょりになった。あとは渓流で汗を洗い流してから読書時間。できればビールを飲みたいが嫁を迎えに行くようなのでノンアルコールビールで我慢だ。
今年はアブも虫も少ない、というよりまったく飛んでいない。いくらお盆過ぎとはいえハエやアブの1〜2匹はいるものだ。もちろんいないに越したことはないが不思議な年だ。

5時前になって自宅に嫁を迎えに出発。忘れた食材もあったので都合もよい。でも夏至からみると夕方の日没は早くなり、増してやここは山あいなので3時半には山陰に太陽が沈んでしまっている。当初は自宅と渓流の中間にある嫁の会社で待ち合わせの予定だったので好都合だったが、急遽自宅での待ち合わせになったので30分の時間ロスに気もあせる。
無事嫁と合流してすぐに渓流にUターン。1時間後に着いたときはまだ明るかったのでひと安心だ。嫁のシャワー用にポリタンクに水を入れて準備していたが、渓流で汗を落とすということですぐ裸になり渓流で水浴びをしている。私はツーバーナーコンロやクーラーボックスを置いて夕食の準備開始だ。
今回は調理時間もないのでスパゲティをゆでるだけで、あとは出来合いのピザとローストビーフとサラダだけ。喉も渇いているので準備しながらワインを空け乾杯。冷えたワインがおいしくてお酒の弱い嫁もクイクイと飲んでいる。
スクリーンタープのなかで調理しつつ嫁を撮りながら準備完了し、食べ始めた時に周りはすっかり暗くなって撮影不可能になっているのに気が付いた。ランタンの準備をしていなかったのが失敗だったがすぐに準備して点灯。
撮影を優先したのでスパゲティが冷めてしまったがそれでも気にならない。
酒に弱い嫁なのでワインを飲み過ぎたためか、環境に酔ったためか分からないが撮ろうとすると開放的なポーズをしてくれる。こんなに協力的なこともないのでシャッターを押す私も嬉しい。

食後ものんびり会話をしていたのでいつものキャンプよりは時間が遅くなってしまった。寝るのはハイエースの車内なので準備も簡単。10時過ぎにDVDを見終わり寝ようとするが断熱効果がよいハイエースの車内は日中の熱が籠もっていて寝苦しい。嫁は自分に対して文句タラタラ。それに対して車外は秋間近なので涼しくて、もう少しで満月になる月をぼんやり眺めながら身体を冷やしてから車内に戻り寝ようと努力するが無駄な抵抗。それでもいつの間にか私も嫁も寝付いたようだ。

翌朝5時に目を覚ますと空は真っ青だ。予報では曇りだったので読書でもしながらゆっくり過ごそうと思っていたのだが、気持ちも揺らいでしまい、これは海に行かなくてはという気持ちが盛り上がってしまった。
日の当たっている山頂からは盛んにセミが鳴いている。
渓流で身体と顔を洗ってから朝食の準備に取りかかる。夏とはいえ朝から身体を冷やしたくないのでホットサンドとホットコーヒー、これは真夏の日差しが当たっていると無理だがこの場所は9時を過ぎないと日差しが当たらないので可能なのだ。
食べながら嫁に海に誘ってみるとあっさりと承諾。そうなるとすぐに撤収準備だ。嫁も手慣れたもので片づけも30分程で終了し、あとはジムニーに乗り換えるために自宅にまっしぐらだ。

自宅で麦茶やスポーツドリンクを補充して10時前に海に到着。波もないのでゆったりと過ごせそうだ。
大きな浜には誰もいなくてプライベートビーチなのだが休日はいつ人が現れても不思議でない。
嫁は裸でいるのも不安なので人目につかない小さな浜に移動することにした。
今年は嫁も何度も来ているので泳いだりコミックを見たりしても時間を持て余してしまう。やたらに時間を気にしているが早く昼食を食べたいのだ。私は海に来ると食欲がなくなるのでまだ早いが余りにうるさいので食べることにすると嬉しそうにさっそく食べている。食べていると平和なのだ。お腹が一段落すると気持ちも落ち着くのか撮るにしても協力的で私も嬉しい。

今年は暑さが続いているので気持ち的にはもう夏が終わってもよい気分になってしまったがまだ8月下旬。でも天候によっては嫁は今年最後の海になるかもしれない。夫婦で海に来られる機会もまだあるかもしれないが、今年は充分楽しめたので今日で満足しきったようだ。