|
||
|
2009.09.18(Fri)
up2009.09.18 |
|
先週のヌード登山が曇りだったので、晴れたときにもう一度登りたいと思っていたがタイミングが合わない。今日も嫁からおにぎりを預けられたのでチャンスなのだが天候が晴れの予報とちがって空一面曇っている。 そこで登山道と並行して切り開いた伐採道を登れるだけ登ってみることにした。市街地からも見えるので前から気になっていたのだが登り口が分からずに諦めていたのだ。今年の春の登山の時に起点を見つけたので、いつかは探検せざるを得ないと思っていたので今日はよいチャンスだ。 ここの起点は登山道とも繋がっているが伐採道は頂上まで接点がないので途中から登山道に移動することはできない。登りはじめたときだけ急な坂道や草があるので三脚で草を除けて進むようだが、すぐに見晴らしのよいゆるやかな道になった。でも最初の草が問題で、なかにはトゲのある草もあって、まだ小さいからよいものの、これが大きくなったら身体が傷だらけになりそうだ。 昔からの登山道とちがい、むりやり切り崩した道なので砂地や小石が安定していなくて、滑ってしまいそうだが、見晴らしが良いので気持ちがそちらに向いてしまう。なので見晴らしがよいぶん先が見えてしまい、網の目上にある道の頂上はまだまだ遠そうで登り切る気持ちにならない。今回は頂上が目標でないので途中で引き返すことにした。すると眼下の市街地から正午のチャイムが聞こえてきた。まだそんなに経っているとは思わなかったのだが、知らないうちに1時間以上は経っていたようだ。曇っているので空き地に引き返してから昼食を食べようかと先程まで思っていた認識とは随分ズレがあったようだ。そこで途中で食べてしまうことにして、平らな石を座布団代わりにしてからお湯を沸かしカップメンタイム。時々日差しもあたり風も弱く、ゆったりした環境で心地良い。 下りは滑るとまずいのでゆっくり一歩一歩下りてきたが思った以上に早く着いてしまった。もっと登ったような気になっていたが、実際には少ししか登っていなかったようだ。なのに1時間以上経っていたということは撮影したり休んだりと私の寄り道の時間が長かったのかもしれない。 感想として、あとはいいかなという感じだ。頂上までは時間も掛かりそうだし、足場も不安定だ。中途半端な坂道もありリラックスしながら歩く環境でもないので、これなら頂上を目指すなら登山道のほうが楽だし、リラックスして歩くなら平坦な林道はもっとある。でも日当たりが良いので雪が積もった時のスノートレッキングになら使えそうだし楽しそうだ。とりあえず冬の予定地として登録しておこう。 起点の空き地は杉に囲まれた落ち着いた場所で、絶対というぐらい人も来そうもない。キャンプもできそうな場所で、日中は日当たりもよいので過ごすには良い環境を見つけたものだ。難点といえば、舗装された林道から分岐して少し登り運転してくるのだが片側が崖で不安定そうなので大きな地震で崩れる可能性がある。でもその時はジムニーを置いてから繋がっている登山道を歩いて下れば良いので余り心配しなくても良いだろう。せっかくなのでこの場所で日記を書いてしまおうと思い、ノートPCを取り出して秋の虫の音を聞きながら入力しつつ、気持ち良く終えることができた。おかげで帰宅してから画像処理だけですぐにアップできそうだ。 |