ヌーディスト外野家のヌードキャンプしようよ

2009.09.11(Fri)
up2009.09.12

           


木曜、金曜と海キャンプを予定していたのだが家庭の都合で中止に。せっかく時間を取っていたので今日はこのまま海に行く気持ちにならない。ちょうど嫁に昼食のおにぎりを持たせられたので先日からその気になっていた登山をすることにした。弁当箱だと絵にならないがおにぎりだと雰囲気もでる。食べ物がきっかけになるなんて我ながらいい加減なものだ。
今年の春に一度登っているのでコースの感覚は覚えている。春の時には何年ぶりかで登ったので頂上まで長く辛く感じる場面もあったが、今回は大丈夫だ。気になるのは天候と他の登山者だが、天候に関しては曇っているが昼頃から晴れる予報なので期待していた。登山者は9月の金曜日なので小中学校の遠足とぶつかる可能性もあり心配だったが大丈夫だった。

登山口に着いたのは9時30分。さっそくディバックに必要なものを詰め込んで、服を脱いで準備完了。スタスタ順調に登り始めたら足が思ったよりも軽く感じる。すぐに撮影も開始、でここで忘れ物発覚。熊よけの鈴を忘れてしまった。他の小物は忘れてもなんとかなるが、熊さんだけはお手上げなので戻るはめになった。今回唯一の失敗だった。

まだ暑いので汗も噴き出るが、多少の風もあるのですぐに吹き飛んで快適だ。服を着ていると汗が身体中にまとわりついて不快になるのだろうが裸ならそんなこともない。これがヌード登山のいちばんの醍醐味だ。途中途中で休憩を兼ねて撮影。一般の登山なら1時間30分で到着するところ2時間かけて頂上に到着。11時30分だ。我ながら順調なペースだ。
予定外なのはまだ晴れてくれない。その上、頂上に相応しい風もあるので表での昼食はあきらめて山小屋で食べることにした。お湯を沸かすためにシングルコンロやガスを持ってきたぶん荷物になってしまったが、山にカップメンとおにぎりはけっこう似合う。晴れた空の下だったらもっと気分爽快だっただろう。
山小屋の登山ノートを見るとけっこう登っているようだ。昨日も4名が登っていた。登山口に車が停まっていたら諦めるようだがタイミングも恵まれていたようだ。

昼食を食べてしまうと後は何もやることもない。曇って風もあるし、春と違いススキや雑草が生い茂っているので野原で寝っ転がることも辛い。今回は裸で登っただけでも満足なのでたった1時間だけの滞在だが下山することにした。
下山となると足も速くなってしまうが、私の場合は左足の膝に負担がくる体質なので意識してゆっくり下りてきた。それでも1時間ぐらいなものだ。頂上からの眺めは良いし、緊急時に使える山小屋もあり携帯も通じる。本当に手頃な山が地元にあって有り難い。この山があるからヌード登山する気になるのだ。惜しかったのは下山途中から晴れてきたことだ。これがもっと早かったら頂上で日光浴をしていたのだが。
その後、ジムニーでヌードドライブを敢行して途中の滝に立ち寄り、水浴びをしたお陰でサッパリした身体で帰宅することができた。

次の目標は山小屋での一泊だ。十年前にいちど挑戦したことがあったのだが、着くのが昼食前だったので時間つぶしが出来ずに飽きてしまい下山したことがあった。4時頃に着くようにすればすぐに夕食の準備になるのでちょうど良いかもしれない。出来れば仲間がいると安心なのだが週末は家族などの登山があるので平日にしか裸で登れないので嫁にも付き合ってもらえない。ヌーディストでなくても良いので希望者がいると有り難いのだが。