ヌーディスト外野家のヌードキャンプしようよ

2009.06.27(Sat)
up2009.07.01

           


深夜に出発したmixiでのお友達のネスさんご夫婦、山彦さんの3名は予定より早く待ち合わせ場所に着いて仮眠。連絡を受けた私も早めの準備をして待ち合わせ場所へ。私の嫁は仕事のために不参加だ。
予報では二日間とも晴れマークなのだが朝から曇ってイヤな天候だ。さっそくコンビニで昼食の弁当を購入してから海に直行。晴れてくれればいいのだが。

しかし海に着いても曇り模様。おまけにウニの解禁があったせいで作業小屋ではウニむきの作業をしているので浜で脱いでいると見られる可能性がありゆっくりと楽しむことができそうもない。仕方がないので防波堤の向こう側の小さな浜に落ち着くことにした。ここなら見られることはないが遠浅なので泳ぐには不適な場所だが仕方がない。
でもさっそく海に入ってみるといままで泳げないと思っていたのだが案外泳げることがわかった。雲も切れ始め日差しも差してきて良い環境になってきた。もと写真部のネス奥様にカメラを預けて泳ぎ出すとネスさんも最初は冷たさに慣れなかったようだが続いて泳ぎだした。山彦さんは運転でほとんど寝ていないのに加えて、冷たさにも慣れないようで浜で座ってくつろいでいる。

ここで予定外のことが起こってしまった。泳いだり浜でゆったりと過ごしていると防波堤に数人の一団が現れてしまったのだ。確実に見られたがいまさら慌てるメンバーでもないし何食わぬ顔で死角に移動したり短パンを履いたり、山彦さんに至っては見られる場所にジ〜ッと座って海を眺めている。何度か利用している小さな浜だが人が現れるのは初めてで意外だったが岩場や潜って貝を探しているようだでこちらには関心がなさそうなので安心だ。
一団が去るのを待っていたのだがなかなか帰りそうもなく、こちらに移動したくても我々がいるので移動できかねているのではないかと思ってみたり、我々もこのままジ〜っとしているのもイヤなので番屋のテラスに移動して昼食を食べようということになった。が、またしても予定外なことが起こってしまった。一団は番屋の脇まで軽トラで相乗りして来たようで駐車しているのでテラスにいるといつ帰ってくるか分からずここも使えなくなってしまった。そこで作業小屋から死角になる場所に陣取りなおすことにした。

空は雲ひとつない良い天候だ。波もおだやかで泳ぐには最適な環境。昼食のために移動してきたのだがこれでは泳がないわけにはいかない。ここで今年初めてシュノーケリングセットの出番だ。いままでは一人だったので安全のために持ってこなかったのだが今日は複数なので安心して潜れるのだ。私とネスさんはネス奥様の被写体になりながら楽しい海散歩。山彦さんは相変わらず浜で淡々と落ち着いているがそれなりに満足しているようで良かった。時々記念写真を撮りながら各人が勝手に海と遊んでいる。途中からネス奥様も水着に着替えて泳いだがメガネも使わずにバタフライで沖合を目指している。聞けば子供の頃に渓流で泳いでいたので気にならないとのこと。スゴイ。

昼食も食べ終わり予定より早めだが渓流に移動することにして、途中のショッピングセンターで食材の買い出しをしながら移動した。買い出し総額はアルコール類は各人の持ち込みにしたせいもありたったの4,000円で済んだ。思ったよりも少なかったが少しでも各人の負担を減らしたいと思っていたので安心した。

私のハイエースと山彦さんの4WDで渓流に着いた3時は幸いなことにまだ太陽も隠れていない。おやつタイムもキャンプ準備も後回しにしてさっそく日のあるうちに渓流で水遊び。皆さんには初めての環境に感激しながら楽しんでいただけたようで案内した甲斐があったというものだ。渓流から上がってタープやキャンプ用具をセットし終わっても時間にはまだ余裕があったのでヌードトレッキングに興味のある山彦さんの希望で上の神社までヌードトレッキングをすることにした。たった片道10分のコースだが皆とおしゃべりしながら歩くと楽しいものだ。さらに神社裏の滝壺にもネスさんは冷たい冷たいと言いながらも果敢に泳ぎにチャレンジ。今日は海と渓流の掛け持ちで充分に楽しんでいただけたようだ。

気がつくと時間も5時を過ぎていた。夏至からまだ間もないので太陽は山陰に隠れたが充分に明るい。そろそろ夕食の準備に入る時間だ。今夜は飲みながら話しながら私でも30分で作れそうな簡単メニューだ。
最初に出来合いのカツオのタタキと当地名物ホヤの酢の物、生ハムとチーズで乾杯。食べながら次はスパゲティ、ポトフの準備。ネス奥様には手伝っていただき私も楽にすすめることができ感謝です。今回は久々の夕食準備で不安だったので調理に弱い私としては安全パイのメニューにしてしまったが、次はパエリアとかもう少し手間を掛けたメニューを考えてみたい。

飲みながら食べながら関東のヌーディスト事情の話は興味深く、なかなか交流のもてない私としては羨ましいところもあった。失敗だったのはメニューの量を残らないようにと調整したので少し足りなかったようで、ピザ等の予備的な食材を買っておけばよかった。次への反省点としよう。その後、長距離ドライブの疲れもあるのでいつもより早めの就寝。ネスさんと山彦さんはタープ内にキャンピングベッドをセットして、ネス奥様は車中、私はハイエースで眠りにつく。

翌日も良い天候だ。キャンプだと早めに目がさめるようでネスさんは一人で神社まで歩いてきたとのこと。朝食を食べ終わりゆったりしているとエンジン音が聞こえたのでとっさに短パンを準備したら、それは今朝合流予定のライ太さんの大型バイクの音だった。すっかり車と勘違いしてしまった。
まだ日差しのないキャンプ地だが、渓流の一部は樹木からの木漏れ日で明るくなっているので遊ぶことも可能でさっそくライ太さんも加えた5名で水遊びだ。
ぼんやりしたり、読んだり、うたた寝したりと各人各様まったりと夏の午前を過ごしていると、残念ながらキャンプ日程の最後である昼食の時間が近づいてきた。ここでもう一度神社裏の滝壺まで歩こうということになり、私、山彦さん、ライ太さんの3名で最後のトレッキング。ここでも滝壺に浸かり、昨日から何度目だろうかずいぶん水に親しんだ気がする。
昼食もカップメンとおにぎりの簡単メニュー。裸で過ごすことがメインだし、後は撤収なので手間のかからないのがいちばんだ。
全員に手伝ってもらったので撤収もなんなく終わり、渓流で汗をおとしてから最後の記念撮影。梅雨のなか前後の天候をみると奇跡的ともいえる好天に恵まれ楽しい二日間を過ごすことができた。遠路はるばる参加していただいた皆さんには感謝して、今回は案内しかねたがまだ楽しめる場所があるのでまたお越しいただけることを願いたい。