ヌーディスト外野家のヌードキャンプしようよ

2008.06.28(Sat)
up2008.06.30

        


夫婦での初めての海キャンプ。家の用事のために昼食は自宅で食べてきたので着いたのが2時になってしまったが、まだ晴天だ。
さっそくジムニーの脇にタープを張り、簡単な準備をしてから浜に下りる。晴天なのだが思ったよりも暖かくなく、風も少しある。私はすぐに泳いでみたが、嫁は涼しいのか躊躇している。湿度がなくカラッとしているのでまだ海に入る気持ちになれないようだ。これで湿度が高ければ曇っていても泳ぐのだが。私がシュノーケリングセットを持ってこようかと思っていたら嫁が車に戻るという。結局1時間ほどボケッ〜としていただけで、車に戻って午後のコーヒータームにした。お湯を沸かしてのパックのドリップコーヒーだがお湯を入れた瞬間だけ香りがするが飲んでみると美味しいとは思わない。手軽なので飲んでいるが、そのうちに本格的なコーヒーに挑戦してみたいものだ。
いつもなら一人なので地面に座っているが、今回は2人ということでテーブルやチェアを持ってきたがゆったりとして楽でいい。三方を覆ったタープのおかげで風もさえぎり暖かい。

そのうちに海に霧がでてきて浜に下りるチャンスを失ってしまったので、寝床の準備をしてしまった。ジムニーの助手席を倒して折りたたみ式の板をセットして寝袋を敷くだけ。簡単で嫁も車内ということで安心のようで、さっそく寝袋にもぐり込んで昼寝を始めてしまった。車内で寝るのが好きな性格なのだ。私といえば、浜に居たいが涼しいし、仕方がないので缶ビールを飲みながら読書をしているうちに、またも晴天が戻ってきた。多少とはいえアルコールが入っているので用心のために泳ぐことはしなかったが、嫁と撮影をかねて浜を散策。今回は涼しいということもあって嫁はほとんでTシャツ姿。撮るときだけ脱いでもらった。

まだ太陽は高くて日没まで2時間はありそうだ。一人の場合は浜でボ〜ッとしているのだが、嫁はやることがないのかやたらに夕食の誘いをかけてくる。でもいくらキャンプとはいえ5時ではちょっと早すぎだ。キャンプに来るといつも「腹減ったね」「寝ようか」「帰ろうか」が三大用語なのだ。なんの為に来ているのやら。仕方がないので6時までは我慢して夕食開始、といってもメインはコンビニ弁当なので準備もなにもない。暖めたレトルトのもつ鍋を食べながら日本酒の熱燗で身体を温める。食べ終わると嫁はさっさと車内に戻り一人で読書を始めてしまった。もっと夫婦で一緒の時間を過ごせないのかと思いつつも私もタープのなかにセットしたキャンピングベッドで読書。まだ身体にはたっぷりとアルコールが残っており、暖かくなって活字を読んでいると眠くなってしまうのは仕方がない。波の音は高いが今ではすっかり気にしなくなった。まだ早いが寝るとしよう。嫁も眠ってしまったようだ。

夜中に目覚めてそろそろ夜明けも近いかと時計をみるとまだ今日の時間を指している。寝たのが8時と早すぎたのが失敗だったかも。何度か目覚めたが今回ほど夜明けまで長かったこともなかった。空は満天の星空だ。波も月光や密漁防止のサーチライトに輝きながらしっとりと落ち着いた風景を醸し出している。真夏ならしばし眺めているのだが今回はまだ涼しくて無理だ。でも嫁にとっては初めての光景なので感激していた。このまま朝に目覚めたときも晴天であってほしかったのだが現実はどんよりした曇り空。まして山の陰から太陽が顔を出すのが遅いので目覚めたときにはまだ周りは暗い雰囲気だ。

何度か目覚めたが睡眠時間はたっぷりだったのですっきりして起きて朝食の準備に取りかかり、お湯が沸いたころに嫁も起きてきた。昨夜はお風呂に入っていないので身体がベトベトするうえに、寝袋がいつもの封筒型とちがいマミー型という細身なので慣れないと窮屈。それにジムニーの窓を塞いでないので周りが気になって、なかなか眠れなくて深夜に読書をしていたそうだ。明け方になってから安心したのか熟睡したようで、起きてからもしばらくは寝ぼけ顔で過ごしていた。

今日いちにち中、どんよりとした天候なようなので海に長居をしていてもつまらない。朝食後一段落してから撤収にかかった。今の時期は晴れれば天国だが、涼しいと脱ぎっぱなしというわけにはいかず、私でさえ夕方はフリースを着ざるえない状況になってしまうので完璧なヌードキャンプとはいえないが、夫婦での海キャンプは初めてだったので今後に経験を生かし、今年はあと2回は海キャンプをしてみたい。今度は夏休み前に海で存分に遊べる完璧なヌードキャンプをめざしたい。