ヌーディスト外野家のヌードキャンプしようよ

2005.05.03(Tue)
up2005.05.07
    

晴天の5月3日、今年ぐらい日程と天候に恵まれたゴールデンウィークはないでしょう。前回より2日おいての再キャンプ。今度は林道広場の下で決行したが、これが良かったのか悪かったのか。昼頃にかけて相次いで車が4台襲来。うち3台が上の広場まで上がっていきました。たぶん山菜目当てだったのでしょうが長い車で一時間以上降りてきませんでした。もし私が上に行っていればその間は脱げない状況だったので下にいて運がよかったんでしょうね。でも下は下なりに大変でした。クローズタープを張って昼食の準備を始めたとたんに突風が吹いてタープが飛ばされそうになってしまいました。経験上夕方になると風が止むことがわかっていたので周りにある石で周囲を固定しましたが結局夕方まで時々突風が吹きあれました。普通に暮らしていれば気にならない突風なんですがタープやテントが如何に風に弱いかが前回に引き続き再認識させられました。

そんなこんなで着いたのが11時頃でしたが突風対策のために恒例のラーメン昼食は1時近くになってしまいました。でも太陽が強くなっているためか、傍を渓流が流れているので上の広場よりは涼しいはずなんですが素肌には心地よい感覚でした。まだまだ汗がしたたり落ちるまではいきませんが肌に刺さる太陽光線とかすかに感じる草の萌える匂いは真夏の感覚を取り戻してくれます。 最近は毎回同じ場所でマンネリなので写真に熱中することもなく散策もしなくなったので主に読書三昧ですがめでたく文庫本一冊完読。で読書だけでは暇を持て余すので毎回テーマを決めることにしました。

今回はマウンテンバイクを持ってきて乗り回そうと思っていたのですが危なかったでした。きっと林道で車とバッタリ出会っていたらどのような態度をとれば分からずアタフタしていたでしょう。これが真夏だったら暑かったからという言い訳もあるんでしょうが今の時期ではねえ。そこで今回はしばらく使用していないテントを広げてみることにしました。物置に置いてあるツーリング用と車に常時積んである二人用のテント。どちらも十年近く使用していないはずなんですがまだまだ使用に耐えられそう。

4時を過ぎると山陰に太陽が沈んでしまいます。すると急に寒さが襲ってくるのでシャツを一枚はおりタープのなかに引っ越しし寒さ除けに焼酎のお湯割りを飲みはじめます。さて今日の寝床はどうしよう。いつもならタープのなかにキャンピングベッドなんですが、前回はキャンピングベッドではちょっと寒く感じたので車の中を片付け寝袋を広げてコンピューターのお時間です。寝袋に潜り込んで前回のキャンプを思い出しながら文章入力。バッテリーも終わりに近くなったのでラジオを聴きながらウイスキーのお湯割りと軽い読書で今日は終わりです。テントだと熊をはじめ動物の事を頭の片隅に置きながら用心して寝ますが、車だと安心するんですね。次回も車で寝ようかな。さてとぬくぬくしながら眠るか。でもまだ9時なんですね。キャンプの夜は早い。でも朝も早いとは限らないのがアウトドアマンでない証拠、裸になる環境を求めて人里はなれた場所にきているんですから。

翌日は8時30分に車が上がっていく音で目覚めた。今日も晴天、でもここは谷間なのでまだまだ日陰です。9時30分になってようやく陽が周りの杉林の上から差してきましたが身体に当たった瞬間は一瞬痛く感じます。 朝食を食べているとまたしても車が来ましたが直ぐに引き返していきました。ひょっとして渓流釣りに来たが私の車をみて先客があったと勘違いして諦めたのかもしれないな。 今回は車で寝たので結果としてタープは必要なかったのだが、他の車からの目隠しとしては充分役立ちました。

気がつくと肩がヒリヒリ感じたのだが今日はまだサンオイルを塗ってなかったことに気付く。火照った身体に冷たいオイルが一瞬の心地良さ(特にお尻)を感じさせる。お尻と書くと変態チックになってしまうが心地良いものは心地良いのだ。素直に気持ちを表せるのもヌーディストなのかもしれない。

さて昼食も近づいてきたがどうしよう。ここで撤収しても帰宅は1時過ぎになってしまうし、空腹の状態で撤収作業もしたくないので、昨日と同じくラーメン昼食、でも今日はおにぎりも卵も野菜も無い素ラーメン。味気ない。

さて撤収をはじめるか。奥さんは今日も仕事なのでせめて早く帰り夕飯の準備でもしておこう。久しぶりにポトフとパエリアでも作ってみるかな。