ヌーディスト外野家のヌードキャンプしようよ

2005.04.30(Sat)
up2005.05.06
 

待ちに待った三連休が2回のゴールデンウィーク。天気予報も申し分なしの上天気。コンビニに入って食べ物を見渡すが少量パックのうえ定価販売なので一品一品の単価の高さが気になる昨今、最低限のおにぎりと夕食の弁当だけを買って、家に寄り酒のつまみになりそうなものをクーラーバックに入れて再出発。

林道広場に着くと、しめしめ誰もいない。先に脱いでから缶ビールを開けて一口。それからキャンプの準備を始める。今回はドームテントです。いつもはクローズタープなんですが雨が降っても、夕方になり寒くなっても、虫がうるさい場合も中に入ってしまえばいいのだが一人だと設置が面倒くさいんです。だんだん準備が億劫になってきた身にはドームテントは楽です。どうせ明朝は早く撤収するのだから楽なほうがいいし。楽勝のつもりでいたら突風でテントが一回転。まさか風が吹くとは思わなかったので固定していなかったのです。

準備が一段落すると世の中は昼食の時間になっています。時計ははずし太陽の位置だけで判断しながら過ごすんですが後から食べるのも面倒だし、さっさとおにぎりとラーメンで軽く済ませ、ゆったりとお日様を浴びながらの読書。これが時間的には長く感じるんですね。なんと贅沢な環境だ。何回も読んでいるヨーロッパのヌーディストの歴史について書いてある本を再度読み返しながら地元にも専用ビーチがあればと夢を巡らす。

身体が火照ってくると渓流で冷ます。最初の頃は滝壺で泳いだもんですが前ほど水に入りたくなくなりました。同じ場所なのでマンネリなんでしょうね。新しい場所だと寒くても読書や日光浴そこのけで泳ぎまわるんだろうな。

ここでアクシデント発生。車のサイドドアから荷物の出し入れをしていてフッと前を見ると車のガラス超しにおじさんが歩いていく後ろ姿がみえた。えっ〜!! 近くには車はなかったよ。山菜採りのようだがどこから歩いてきたんだろう。おじさんが歩いたように私も歩いて確認したがギリギリお尻が見られたかな。キャンプと分かる状態だったので着替え中と思われたかも知れない。いや、もし見られたとしたらぜひ着替え中と思ってほしいのだ。今までも人と出会うことがあったが先に挨拶をして和やかな雰囲気をつくりだしてから脱いでいることの了解を得ると同意してもらえるのだが、後ろ姿ではね。あとの祭りです。

だいぶ日が長くなっているので5時前に日陰になるが、同時に急に寒くなって来るので早々夕食の準備に入る。と言っても今回は弁当なので焼酎をお湯で割りながらつまみのウインナーをボイルするだけ。一人だと本当に簡単に済ましてしまうんですね。クーラーバックを確認すると蓄冷材が随分溶けている。昨年発売になったばかりの強力なタイプなはずなんだが、一晩で溶け切って使い物にならない、使い方が悪いのか不良品なのか、後は使わないようにしよう。

テントの中にキャンピングベッドを設置し寝袋に潜り込んで夢について考えを巡らす。今回の失敗はこのベッドだった。寝袋の中が暖まらない。理由はベッドに断熱材を敷かなかったので熱が下の空間に逃げてしまったのだ。そのためにお腹が冷えたか、せっかく熟睡していたのにお腹がおかしくて目覚め夜中に穴を掘るはめになってしまった。我ながらなさけない。

さて朝だ。今日は奥さんが休みなので朝食抜きで早々と撤収にはいる。次の連休も来るぞ。