ヌーディスト外野家のヌードキャンプしようよ

2004.09.19(Sun)
up2005.04.24
  

行ってきました、秋田県は川原毛大湯滝。全国的に有名なこの温泉?は高さ約20mの滝が温泉になっていて、滝壺に入ることができます。数年前に一度訪れて以来もう一度訪れたいと思っていましたが、なかなかチャンスが無く残念に思っていました。奥さんが珍しく連休だったので、車中泊して行けるところまで行くという曖昧な目的のまま出かけました。

泊まる場所を決めていないので念のために水やキャンプ道具を積み込んでから奥さんと自宅をゆっくり出発し、とりあえず岩手県と秋田県の県境にある須川温泉を目指す。一関市の猊鼻渓に道の駅が出来ていてトイレ休憩。ちょうど昼食時間だったがレストランが混雑していたので、ここでは諦めてあと一時間我慢して須川温泉で食べることに。昨今は各地に道の駅が出来、東北では大体一時間の範囲に行き着けますのでトイレ休憩にしろ車中泊にしろ便利になりました。

須川温泉の駐車場も混雑。あと一ヶ月もすれば紅葉客でもっと込むんだろうな。キャンピングカーに興味があるのでやたらと目がいってしまう。世の中が三連休なのでこんなもんだろう。さっそく食堂に入り山菜そばとおにぎりのセット800円。山だから高いのかなと思ったらちょっと塩けが利いたおにぎりが2個だった。登山やトレッキング客には丁度いいのだろう。営業時間を聞くと一般客は午後2時まで。駐車場にはトイレもあるので車中泊にはいい場所なのだが夕食は無理みたい。久々の露天風呂。ここの露天風呂は男女別だが乳白色なので他の人も目も気にならずゆったりできる。思ったより混んでなかった。30分ぐらいで出ることにしていたが、少し早く出てみると奥さんはさっさと表で待っていた。周りの女性の大きなおっぱいが気になってゆっくり入っていられなかったそうだ。相変わらず自意識過剰だ。

まだ3時なので次は小安峡経由で大湯滝に向かってみる。途中の丁字路で一瞬迷いながらも進路看板の地獄川原毛にだまされて泥湯温泉の方に向かってしまった。前回も迷ってしまったがガイドブックには泥湯温泉、地獄川原毛、大湯滝が一緒に案内されているが大湯滝に行くには道が違うのだ。今回は目的地を決めていないので、取りあえずそのまま行ってみることに。初めての泥湯温泉だがここも湯治客でいっぱい。地獄川原毛からも歩いて大湯滝にいけるそうだが、歩いて30分以上かかるみたいで諦める。

駐車場泊を半分諦めて湯沢市に向かってみる。市街地なら泊まれる場所もあるだろう。進むと途中に大湯滝への案内があり10分ぐらいで着きそうなので、今度は夕食仕入れのためにコンビニを探しながら道を突き進む。・・・がなかなかコンビニが見あたらない。ガソリンもそろそろ気になり始める。20分以上も走ったろうか。メインの国道に出てからコンビニが見つかった。途中の酒屋でビールも仕入れ、さて大湯滝に戻ってみるか。非常に寂しいところだが前回はテントを張っている人がいたので今回も我々だけではないだろう。

対向車に出会うとすれ違うのもしんどい山道を進むこと10分、駐車場に着いてみると乗用車やキャンピングカーで満車状態。タイミングよく帰る車があったので駐車出来た。日暮れも近いが滝に行ってみる。山道を10分ほど歩いて滝に着くと2〜3組しかいなかった。来る途中に10組以上に出会ったので良いタイミングだったのかもしれない。温泉なんだからと私は脱ぐが奥さんはワンピースの水着。前回のイメージが膨らみすぎたせいか、実際は滝壺を小さく感じてしまう。私はゆったり入りたいのでカップルがいるのに図々しく深い方の滝壺で過ごす。奥さんは呼んでもカップルに遠慮してか浅い方の滝壺で浸ってばかりでなかなか来ない。上の方にも2〜3人は入れる小さな滝壺があるので入ってみるが飛沫が凄くて眼鏡は曇るし、目を開けているのも辛い。すぐに下がると新しいカップルが来ていて私達の2組だけだった。そのカップルは私達が見えないように女性のタオルを取りデジカメで撮影していた。こりゃ邪魔してしまったようだ。もっと堂々と撮影したらと思うのは私だけかな。

駐車場に戻る頃にはすっかり道も暗く、水分補給もしていなかったので休み休み戻るとすっかり真っ暗。早速テーブルとイスをセッテングしてランタンを灯す。山中なのに寒く感じない。きっと温泉の効果だろう。暖かいみそ汁のお陰で冷めたコンビニ弁当でも気にならない。トイレの水は飲用禁止なので水も積んできて正解だった。すっかり食べ終わってから例のカップルが懐中電灯を頼りに上がって来た。真っ暗ななかでご苦労さんでした。でもうらやましい。私達も若い頃はそうだったと思い出す。

車内に寝袋をセッティングしてさっそく潜り込む。運転で疲れているはずだが身体中がポカポカしてなかなか寝付かれない。周りに宿泊者がいなかったら裸で歩きたいのだが今回は無理みたい。

朝4時頃にトイレに起きるとまだ暗いのに滝に下がって行く女性の姿が。ゆっくり入るのも女性って大変ですね。私達も周りが明るくなり始めてから滝に行ってみると誰もいない。やった〜。奥さんもタオルをはずしゆっくり入る。相変わらず撮影に協力的なのか非協力的なのか分からない態度だ。私がうるさいので義理で撮らしてやっているという雰囲気。でもいいさ。そのうちに男性が1人来たが余り気にせず、しかし奥さんの裸体はみせないように岩陰で撮影を続ける。夕べのカップルと同じだな。さらに続々入浴客や見物客が下がって来るので撮影もそうそうに切り上げて服を着ての撮影。今朝はドリンクを持ってきたので帰りの山道も大丈夫。

朝食後、のんびりしているとロケ隊の車が続々やってきた。聞けば土曜サスペンス露天風呂混浴殺人事件とのこと。俳優の古谷一行がタバコを片手に浴衣姿で脱ぎ準備万端の女性4名と一緒に滝に下がっていった。入浴者の希望に応じて記念写真に納まっていた古谷さんですが、私もと思ったら奥さんがいない。いつの間にか古谷さんの後ろのトイレで歯を磨いていた。相変わらずマイペース。でも撮影日程の都合があるのだろうが連休中の撮影もひどいな。ただでさえ30台もない駐車場なので帰りにみると大湯滝への分かれ道で駐車場満車のため進入規制をしていた。

9時に出発し、途中小安峡で休憩し、渓谷に降りてみる。前回来た時は遊歩道の脇の岩場に座れたのに、今はロープが張ってあった。きっと川に落ちた人がいたので規制しているのだろうがちょっと寂しい。川をみると裸で泳ぎたがる私はほとんど病気かな。須川温泉を素通りして昨日と同じ猊鼻渓の道の駅に寄り屋外で売っていた焼きそばと小安峡の売店で買ったおにぎりで昼食。屋外だと気持ち良い。

国道にある観光案内看板には水着の女性がのっていたが、湯沢市では水着着用を推奨しているそうだ。温泉とは名乗っているが水着着用になると、ほとんど川原遊び場です。私は今回で満足ですが奥さんは感激したのか、また来たいという。よほど時期や時間のタイミングを考えないと裸での撮影は無理かも。でも露天風呂は気持ちが良い。今度は宮城県にある川が温泉の宿に泊まりたい。来年だね。